日々のつぶやき

出かけた先のことや、日々の出来事を書いていきます。

映画「終の信託」観てきました。

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特にこれが見たかったわけでもなく、
はっきり言って、ほかに興味深いのがなかっただけなんですけど、
有名な俳優さんがたくさん出てるので、観てみました。
 
2時間半近くあったんですけど、
終盤長かったですねー。
 
以下ネタバレもあります。。
 
パネルに、書いてあるのが、愛か狂気か、医療か殺人かなんですけど。。
もっと意外な終わり方をするのかと思いましたが、
意外な展開なんてこともなく、普通に終わりました。
実話をもとにしてるのかなぁ。。
草刈民代さん扮する主人公の設定が、
取り調べの段階で46歳だったかで。。
そりゃないだろう??と思いましたけど。。
上のパネルは若く見えてますが、
映画の中では結構老けた感じにでてたから。。
(個人的な主観で。。
 
役所広司が、喘息発作もちの患者さんなんですが、
最近は発作起きないけど、私自身喘息あったから発作の辛さもわかるし、
痙攣するところも、たっくんの痙攣みてるので、
なんか辛かったわ。。
 
役所広司さん演じる方が5歳のときに3歳の妹を満州で亡くしたとき、
両親が妹の死の間際に、子守唄を歌ってあげてたという話の部分は
泣けましたねー。
 
あとのセリフにあったんですが、
人は死にそうになったとき、視覚は直ぐになくなるけれど、
聴覚って最後の最後まであるみたいなこと言われてました。
だから、話しかけてあげると聞こえてるんだって。。
役所広司さんが演じる方が自分がそんな状況になったとき、
子供の頃に母が歌ってくれてた子守唄を歌ってほしい。と
女医さんにお願いするんですよ。
ふぅううん。と思いましたね。。
 
大沢たかおさん、いい演技するので好きな俳優さんなんですが、
今回、すんごい嫌な検事役でした。
嫌な役だけど、なんか、正当性があるように思えてくるんですよ。。
(いやあって当たり前なんでしょうが。。)
 
この映画の出演者で、
役所広司さんは患者役で、優しい雰囲気の方を演じてるんですが、
草刈さん以外の出演者がすべて嫌な雰囲気のある人たちでした。
患者の家族もその場では同意したけど、
あとで訴えたってことなんだろうし。。
草刈さん演じる女医さんは、楽にしてあげたかっただけで
殺したかったわけじゃないんですよね。
難しい問題です。
 
もひとつ。。
そういうの初めて見たけど、
患者さんから、呼吸のチューブを抜いたあとに、
気管確保する細長い「ろうと」みたいなものを体から抜くシーンがあったんですが、
それが意外と長~~くてね。。
あんな太さの長~~~いものがずっと喉に差し込まれてたら。。。
いくら意識がなくても、辛いだろうなぁと思いました。
私自身には、して欲しくないなぁと思ってしまいました。(´・_・`)