重いテーマの映画でした。
婚約者サンウを、少年の運転するバイクのひき逃げで
なくした女性ダヘが、
自分の信仰心から、赦しを施すことは
よいことと信じて疑わなかったことが
犯人を許せない被害者遺族に接するごとに、
ふと、あの少年はどうなったのかと思い、
加害者のその後と現在を知ることになり、
自分が加害者の謝罪も受けずに赦し、
加害者の更生を請願してきたことが、
新たな被害者を生んでいたことを知ってしまう。
ダヘのもとへ転がり込んできた、
サンウの親友の妹のジミンへの父親からの虐待など
なかなか見ていてつらくなるシーンも多かったですが、
考えさせられる映画でした。
ソン・ヘギョさんの
幸せな時も悲しみにくれる時も
迫真の演技がすごくよかったです。
ナム・ジヒョンもジミン役で、でていて
どこかで見た女優さんだと思ったら
100日の朗君様のヒロインでした。
この作品は2011年の作品で
だいぶ前なので学生の役です。
監督、脚本は、
韓国映画「おばあちゃんの家」の
イ・ジョンヒャン。
「おばあちゃんの家」もよかったです。
観ていて気持ちのいい映画ではないですが、
出演者それぞれの言葉が
ズシリと重く響く
観てよかったと思える映画でした。
岡山情報というわけではないですが…(^^;
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